Webデザイナーだかアプリエンジニアだかライターだかの小久保です。ここを見てるイケイケ系のエンジニア様方におかれましては、元気にガシガシサービス作っていることと思います。
さて、2017年に入社して3日目ぐらいに青臭ーい入社エントリーを書いた僕ですが、入社して1年弱が経ちました。そろそろ5月病にかかって転職をお考えの優秀なエンジニア様方に向けて、実際地方のちっちゃい会社だけど、アールズってどうなの? 的なところを紹介したいと思います。
常にコード書いたりデザインやったりできた
下記記事でも書きましたが、
無駄な会議がないとか、誰も邪魔してこないので開発に集中できるとか、そういうのは1年経った今でも変わりませんでした。
特に会議。最初はこんなに会議やらないもんなのって少し驚いてたんですが、会議がないことで不利益を被ったことは一切ありません。全部管理ツールなりGoogle Spread Sheetなりでタスク化しておけば事足りるわけです。たとえ会議があっても昼前に1時間とか、本当に必要な時だけ実施していて、大変効率が良かったです。
結果、1日の9割はコーディングやデザイン作業にあてることが出来ました。前職で8年、SEだかプログラマーだかの中間みたいなエンジニアやってましたが、おそらく8年分のコード量の10倍くらいを1年で書いたと思います(笑)
多数のプロジェクトをこなしたおかげでスキルが伸びまくった
この一年で多数のプロジェクトにデザイナーやらコーダーやら、アプリ開発者やらで参入しました。この一年で公私合わせて参画したプロジェクト数は、
Webサイト:14
スマホアプリ:4
と、毎月、いや2週間に1回ぐらい新しい案件に取り組んでおり、フレームワークもWordpressをいじったと思ったらcakePHPもいじるし、PHPをいじってたと思ったら、swiftもやるしで、最高でした。いじれる言語とフレームワークの数はマジで倍ぐらいになった。(これを羅列するだけで転職サイトなどでヘッドハンターが来まくる)(実際はFFの赤魔道士感(器用貧乏)は否めない)
元々ドットインストールやらTechAcademyやらUdemyで勉強してたので助かった面もありますけどね。「知らないから教えて教えてー!」っていう感じの方だときついかもしれない。
そんな状態だったので、気づけばこの1年でbitbucketに700弱のcommitを行なっていました。これはもうほぼ毎日結構な量のコーディングをしていたわけで、スキルがつかないわけがない。
こういう環境に身を置けたのは、エンジニアとしてかなり幸せだったし、エンジニアとして生きる力がかなりつきました。順風満帆な弊社ですが、万が一、兆が一、京が一、不慮の事故で潰れたとしてもいくらでも再就職できるなと思ってます。(ここでそれを書く社員がいるのはアールズだけ)
こんなに色々やったが残業は少なかった
で、こんなにプロジェクトをこなしたんなら残業時間がえらいことになってるんでしょう? と思うのが普通だと思うんですが、全然残業しませんでした。
トータルの残業は、月平均15時間ぐらいで、全然やらない月も半分ぐらいありました。マネージメント層が工数をきちんとコントロールして案件をこなすため、仕事ばかりで消耗するなんてことはほぼありませんでした。
入ってから知ったのですが、弊社は「札幌市ワーク・ライフ・バランス推進事業」の認証企業でした。
なるほど、伊達じゃないなと感心した次第です。
チームの心理的安全性が高い。裁量が大きく、新しいことにチャレンジできる
受託案件が主でしたが、自社サービス構築にも参画しています。
受託の合間に発展性のある自社サービスを見つけたので、再設計をやっています。
新規自社サービスの立ち上げですよ。普通は開発にGOがかかるまでが相当めんどくさいです。
とは言ってもWebサービスは、あれこれ考えるよりスモールスタートでもいいからとにかく速くベータ版を世に出さないと始まらないわけで。で、一般企業であれば、プレゼン資料を作って色んな人と度重なるレビューを重ねて〜根回しして〜、各部と役員に了承を得て〜、さらには社長に話を通し〜。。。みたいなことをやってるうちに1年が過ぎてサービス自体が時代遅れになるんですが、スピード感が全然違った。
他社と差別化した企画をぽこっと出したところ、即「やってみて」の声が。
え? いいの? って。
裁量が格段に大きいです。失敗を許容する文化があり、個人への信頼感がかなり高い。Googleが最近話題にしている、心理的安全性が高い職場と言えます。(心理的安全性を構築するチーム作りは下記の書籍が参考になる)
生産性が高いチームの共通要因が見えてきたのです。
それは、他のメンバーへの思いやりや、共感と言った能力。それがあるからこそ余計なことに悩まされず、「自分はここの一員として認められている」「この場所なら安心して仕事に取り組める」と各々が感じられ、結果、生産性も上がると言うのです。
これは「心理的安全性」という言葉で知られ、この「心理的安全性」を高めることが、結果的に疲れず、高いパフォーマンスを出すための近道になるのです。
自分がこれだと思ったものは、どんどん提案し、それが妥当であればすぐに試作を作れる環境。エンジニアとして、こんなにありがたいことはありません。(一発当たれば会社の業績にダイレクトに貢献できるため、ボーナスも違ってきますしね)
スキルを持つエンジニアが成長しやすい環境だった
ということで、アールズでの1年をまとめると、
- 開発だけに集中できた
- 色んなプロジェクトに数多く関われるのでスキルが跳ね上がった
- 残業も少ないので、家帰ってまた自分のためのコーディングができた(早く帰ってくるので家族もニコニコしてる)
- 心理的安全性が高いので、安心してチャレンジできた
時期も丁度5月。みなさん職場で憂鬱になる頃かと思います。
「スキルが生かせてないなあ」とか「この職場にいても潰しが効かなくなるだけだ」とか漠然とした不満を感じている方は、地方の中小にもこういう会社があるぞということを頭の隅に置いていただければと思います。
本日は以上!